あなたはスプレッドについてちゃんと知っているだろうか?
よく知らないでFXをやっていると、かなり損することになる。
結論からいうと、スプレッドは小さければ小さいほど良い。
スプレッドとは
まず簡単にスプレッドとは何かを説明する。
基本的にはスプレッド=取引の手数料
と考えて欲しい。
FXの取引口座は、どこも無料で使える。
それはなぜか。
このスプレッドが収入源となっているからだ。
海外の取引所はレバレッジが非常に大きい。
レバレッジ=借金
借金が大きいからこそ、手数料も大きい。
つまり、スプレッドがでかい。
スプレッドは取引ごとにかかってくる。

長期運用などで取引回数が少ないなら良いかもしれないが、デイトレードやスキャルピングなどの短期トレードでは、スプレッドの大きい取引口座を使っているとかなり資金を持っていかれることになる。
特に初心者の場合は、トレードの上達のためにも短期トレードに徹するべきだ。
例えば、USD/JPYを例として海外口座で有名なXMとスプレッドの小さい国内口座のFXTFで比較してみよう。
USD/JPYのスプレッド比較
・XMのスプレッド・・・1.6pips
・FXTFのスプレッド・・・0.1pips
差は歴然である。
さらに具体的に示そう。
取引回数 | スプレッド 1.6pips | スプレッド 0.1pips |
1回 | 160円 | 10円 |
100回 | 16.000円 | 1,000円 |
1,000回 | 160.0000円 | 10.000円 |
スプレッドの差でこんなに違ってくる。
1日1回トレードすると、月に20回はトレードすることになる。
同じようにトレードしていても、だいたい5ヶ月で1万5000円ほど損することになる。
1,000回というと結構な回数だが、1日1回のトレードでも4年ほどで到達する。
1,000回での差額は15万円にもなる。
1日1回のトレードで計算したが、日に数回トレードすればもっと早く差額は積み上がっていくだろう。
スプレッドは変動する
重要な経済指標の発表時や朝など、スプレッドはかなり大きくなることがある。
すると、損切りのために設定していた指値にひっかかることもある。
なので、初心者のうちはできる限り指標の発表時間は避けたり、ポジションは持ったその日のうちに決済するのをおすすめする。
スプレッドが小さい取引所を選ぼう

海外口座でも、例えばXMの「ゼロ口座」なんかはスプレッドが小さい。
しかし、スプレッドに加えて別に手数料をとってくるので結局高くつく。
スプレッドの観点からみれば、国内口座が圧倒的におすすめだ。
さきほど例に上げたFXTFはスプレッドも小さいし、少額からの取引もできるので初心者の練習にもうってつけである。

もちろん初心者以外が使ってもメリットしかない。
それでは、頑張って稼ごう!
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